2020年04月17日

【若波 純米吟醸・雄町 生】

このお酒は、今年、若波酒造が創業以来初めて挑戦した酒米「雄町」の記念すべき第一作目です。

雄町と言えば「オマチスト」という言葉があるくらい、愛飲家の多い酒米ですね。
ずっと「若波さん雄町で造らないんですか?」との多くのお声を頂いておりました。

福岡の酒蔵である若波酒造。
造るのであれば「福岡産」雄町にこだわりたいと、密かに心に決めておりました。

しかし、とても作付けの難しい雄町を作って下さる農家さんにはなかなか出会えません。
ずっと。ずっと。探し続けておりました。

そして…
出会えたのです。たくさんの人のおかげで、やっと、やっと出会えたのです。

奇跡の酒米・福岡産 雄町。
しかも!福岡の中でも、蔵が位置する「筑後」で作られた雄町。

そう。国内初「筑後雄町」のお酒、若波酒造にて誕生です。

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あなただったらこの筑後雄町。想い入れも一入な筑後雄町。
何色の若波ラベルにしますか?

悩みました。とても、とても悩みました。

実はこの筑後雄町。
昨年の仕込み計画時、蔵の中では2020年夏のデビューを夢見ておりました。
5色に輝く若波ラベルで…。

しかし。今、できることを。お客様にとって、蔵人にとって、
一滴一滴 搾れゆくお酒にとって。今できる最善のことを。

もう他には考えられませんでした。

日はまた昇る。明けない夜はない。がんばろう!の想いを込めて。
若波 日の丸ラベル、再びです。

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たくさんの不安に押し潰れそうな中、一滴一滴搾れゆくこのお酒たちが教えてくれました。

今だ!今しかない!今、最高の状態で。
お米から漲る(みなぎる)力をそのままに。

国内初の「筑後雄町」。

どうぞ、そのポテンシャルをまずは「生」でお楽しみ下さい。
(生酒は4/16に蔵出済みです)

ーーーーーーーー

しかし。こうしてる今も一刻一刻と事態は悪化しています。

飲食店さん・酒屋さん・酒蔵は一蓮托生です。
自粛をされている飲食店さん。
シフトを組んでやりくりされている特約店さん。
それぞれの環境の人がそれぞれの立場で踏ん張っています。

何よりも、これを読んで下さっている皆様も。今は「ステイホーム」。

どうか、ご無理はなさらないで下さい。

たくさんの対策を練ってお酒ファンのためにお店を開けられている特約店様がいらっしゃいます。
いつもはあたりまえに「若波」を置いて頂いている若波特約店様に、まだお酒が届いていない場合もあります。
時期をずらして入荷予定の特約店様もいらっしゃいます。
自粛をされている特約店様もございます。

どうか、まずはご確認を。

そして、決めました。
「筑後雄町」の仕込本数はタンク1本。

半分は生で。
半分は火入れをして大切に貯蔵しておきます。

今回、どうしてもお楽しみ頂くことができないお客様も。飲食店様も特約店様も。
半分は、「その時」のために大切に貯蔵しておきます。

そして、
最前線で国を守って頂いている医療関係者の皆さん。
こんな時世でお酒を届けていただける運送便の皆さん。

いつかきっとみんなで乾杯しましょう。

こんな時だからこそ、ステイホームの一翼を担えますように。
疲弊仕切った日々の中、日本酒が皆様の癒やしとなり、
おうち時間の楽しみのひとつとなりますように。


posted by 若波酒造 at 20:18| Comment(6) | 人気商品のご紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
雄町出荷は知りませんでしたが。
今日、いつもの酒屋さんで見つけました。
赤ラベルは令和じゃなかったっけ?と思いつつ。
当然、買いました!
最後の一本でした!!
アブナイ、アブナイ…
まだ呑んでませんが楽しみです!
火入れも楽しみに待ってます。
Posted by 橘屋右近 at 2020年04月18日 21:00
橘屋右近さん、なんとなんと!ありがとうございます!

ご存知ないのも当然。17日に店頭に並んだばかりです。ラスト1本に巡りあって頂けるとは!

時世を考えると、出荷のタイミング、ラベル、文言…悩むことばかりでしたが、日本酒が"充実のおうち時間"の一役を担えると信じて蔵出しです。

火入れはおもしろい変化を出せるよう大切に貯蔵しておきますね。それまでどうぞご無事にお過ごし下さいませ。
Posted by 若波酒造 at 2020年04月18日 23:56
蔵出しして頂けて有り難いです。
在宅のオアシスです。

蔵も飲食店向け出荷減で大変では無いかと想像します。
また、この酒一本を手にとる為に運送業、酒屋さん、様々な方々に大変な負担を強いているのは重々承知しております。
であればこそ、一本の酒の重みを感じ、味わっています。
Posted by 橘屋右近 at 2020年04月19日 15:58
橘屋右近さん、心よりありがとうございます。

日々あたりまえであったことがこうも有難かったのかと痛感する毎日です。
運送業、酒屋さん、そして全てを理解した上でこうして手にとっていただくお客様がいてくださること。何よりの支えと喜びとして、酒蔵!踏ん張りますよ!
あたりまえの生活が戻り、世界中の人があたりまえの日々に感謝する世界が1日も早くおとずれますように…
Posted by 若波酒造 at 2020年04月20日 16:20
最後の一本の筈が。
雄町生酒がある!
ご厚意でニ便目が入ったとの事。
感謝。
ただ、火入れが無くなると寂しいのですが。
Posted by 橘屋右近 at 2020年04月26日 23:01
橘屋右近さま、おはようございます。
大変有り難いことに、予約分では足りず追加発注下さる酒屋さん方有り。破損等のために予備でご準備しておりましたお酒を均等に追加発送させて頂きました。またまたその場に出くわして頂けるとは!
目先の利には揺るがず、お約束した火入れ分には手を出しませぬなんだ。再開した飲食店様はじめ皆さんとのコロナ後の乾杯を願って!
Posted by 若波酒造 at 2020年04月27日 09:55
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